任意整理
多くの貸金業者から借金をしたとき、利子の返済で精一杯になり、返済をすることがもはや現実的でない、ということが考えられます。
そのような時には、債務整理のなかでも「任意整理」がおすすめです。
任意整理とは、貸金業者に対して、利子をカットしてもらったり、債務額の一部を免除してもらうよう掛け合う制度のことをいいます。
以下は、債務整理の一種である自己破産や個人再生と比較して、任意整理のメリットやデメリットについて説明します。
・メリット
任意整理は、究極的には当事者間の「話し合い」であり、自己破産や個人再生と異なり裁判上の手続きを経ることなく用いることができます。よって、裁判にかかる費用や時間を節約できるところに大きなメリットがあるといえます。
また、自己破産等と同様に、任意整理の行使後は、債権者からの督促を止めることができます。
最後に、協議の内容によっては、債務の大幅なカットをすることもできます。もっとも、債権者にとってはなるべく多くの金額を返済して欲しいと考えるのが通常ですから、競技をなるべく自分にとって有利な方向へと進められるよう、弁護士等の専門家に相談されることをお勧めします。
・デメリット
自己破産や個人再生と異なり、裁判上の手続きではないため、債務を減らすことができるかどうかは究極的に貸金業者の気分次第になります。また、債務の返済義務がなくなったわけではないため債務残額を支払う能力があると認められる必要があります。具体的は、安定した収入があることが任意整理を用いる上での大きなハードルといえます。
また、他の債務整理制度と同様に、任意整理を用いた後は、債務整理手続きを取った事実が載るため、クレジットカードを一定期間発行できなくなるといった経済上の不利益もあります。
紫葵法律事務所は、京都市、亀岡市、宇治市、草津市を中心に、債務整理、労働問題等の様々な問題を取り扱っております。
お困りのことがございましたら、ぜひ当法律事務所へご相談ください。豊富な知識と経験からご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。
当事務所が提供する基礎知識
-
不当解雇・強制解雇
■合意退職と強制解雇雇用契約の期間中に労働者から辞職を申し出る場合や使用者と労働者が合意していたる場合を合意退職といいます。これに対して使用者が一方的に雇用契約を解除することを強制解雇といいます。強制解雇については法律で […]
-
賃貸物件の設備不良|...
大家さんと賃貸借契約を締結し、賃貸物件の引き渡し受けた場合で、賃貸物件に設備不良があると、借主としては、設備不良を直すよう求めたいのが通常といえます。 賃貸借契約の対象となっている賃貸物件について、契約不適合があると判断 […]
-
賃料増額請求の要件と...
■賃料増額請求とは?条件はある?賃料増額請求とは、その名の通り不動産の貸主が借主に対して賃料を増額することにつき請求する行為をいいます。賃料を増額させたい場合には、貸主と借主の協議によって取り決め、これを変更することも可 […]
-
未払い退職金の時効
退職金は、各企業が従業員に対して必ずしも支払わなければならないものではありません。しかし、就業規則や求人票などの書面に退職金の支給が明記されている、もしくは書面に記載がなくても慣例的に退職金が支給されている場合には、原則 […]
-
突然、不動産の立ち退...
■立ち退き請求と法律不動産の賃貸借契約では、貸主は借主に不動産を使用収益させる義務を負っています。そのため、貸主が借主に立ち退き請求をするためには、賃貸借契約が終了していることが必要となります。賃貸借契約の終了原因には、 […]
-
賃貸物件で入居者の契...
賃貸物件への入居は、法的には、賃貸物件を所有している所有権者オーナーとの間の賃貸借契約の締結が必要です。賃貸借契約は、民法に明記される契約であり、また、借地借家法の適用を直接受ける契約です。そのため、所有者(賃貸人)と入 […]
よく検索されるキーワード
-
- 法人破産 弁護士 相談 京都市
- 自己破産 弁護士 相談 京都市
- 残業代請求 弁護士 相談 宇治市
- 法人破産 弁護士 相談 宇治市
- 詐欺事件 弁護士 相談 草津市
- 詐欺事件 弁護士 相談 亀岡市
- 不当解雇 弁護士 相談 草津市
- 債権回収 弁護士 相談 京都市
- 残業代請求 弁護士 相談 草津市
- 残業代請求 弁護士 相談 亀岡市
- 自己破産 弁護士 相談 宇治市
- 労働問題 弁護士 相談 宇治市
- 離婚 弁護士 相談 草津市
- 労働問題 弁護士 相談 亀岡市
- 残業代請求 弁護士 相談 京都市
- 債権回収 弁護士 相談 亀岡市
- 相続 弁護士 相談 草津市
- 債権回収 弁護士 相談 草津市
- 法人破産 弁護士 相談 草津市
- 離婚 弁護士 相談 宇治市
弁護士紹介

- 弁護士
- 幡地 央次(はたじ ちかつぐ)
- 所属団体
-
- 京都弁護士会
事務所概要
名称 | 紫葵法律事務所 |
---|---|
代表者 | 幡地 央次(はたじ ちかつぐ) |
所在地 | 〒600-8815 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93 KRP4号館3階 KRP BIZ NEXT |
TEL・FAX | TEL:050-5526-1830 / FAX:050-3606-3203 |
対応時間 | 平日 9:00~18:00 (事前予約で時間外も対応可能) |
定休日 | 土・日・祝 (事前予約で休日も対応可能) |